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675. そろそろ韓国語の検定を…
【日時】 2010/04/13 18:13
【名前】 深淵凪

前に来てから久ですね~



タイトルどおりのことを考えていたのですが、

正直、これに関しての検定や資格については全くの初心者で、最近まで韓国語にどんな検定があるのか詳しくを知りませんでした。
一応名前だけは聞いたことがあるんですけどね…

どうやら聞いたところによると、日本では大きく3つの公式検定が受けられるということなので、
どれが一番最初に受けるのに適しているかを考えました。

ネットなどでざっと調べた結果、どう考えても「ハングル」能力検定試験が比較的全体的に簡単に映り、
最初に受けるには適していると思ったので、今度ひとまず受けてみようかなと考えています。

韓国語の文法は一通り掴んだつもりですが、まだまだ知らない語彙がたくさんあります。
(わたしのレベルを端的に表すなら、まだまだ体系的なものが少ない、初級なのか中級なのか、どちらかというとまだ初級寄りかも、ですね。
知ってる単語が文末や文中に幾つかあれば、辛うじてスラッと文章は読めて、文法も一通り頭に入っている。
語彙の記憶は疎らで中級レベルの単語・表現はけっこう知らないものが多く、基本的な初級レベルの単語・表現はそれなりに覚えている。)


そこで専用のテキストを買おうと思うのですが、何かオススメのものはございますか?

複数あれば複数紹介してくだされば嬉しいです。
問題集と語彙集は別々でも良いので、韓国語の語彙と表現を増やすことができ、試験対策が十分にできるものを望んでいます。

5級、4球、3級、準2級のうち、最低でも4級から受けれる気はしますが、
思い切って3級、否、準2級から受けてもいいかなと思っていますが、級ごとにどれくらいの差があり、どれくらい難しいのでしょう?

とりあえず聞き取り以外は、努力さえ持続すれば、以上のどの級でもある程度応じれそうです。

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Re: そろそろ韓国語の検定を… ( No.1 )
【日時】 2010/04/11 22:40
【名前】 kajiritate webmaster

深淵凪さん,書き込みありがとうございます.
順調に実力を伸ばしていらっしゃるようですね.

もし全くの初心者でしたら迷わずハン検5級をお勧めしますが,
すでに初級は終わって中級に差し掛かっているようですので,
どの検定を受験なさっても問題ないと思います.

ただし,TOPIKとKLPTは次の次の試験まで待たないと
いけませんので,時期的にはハン検が最適かと思います.

4級に合格なさる実力はすでにおありのようですので,
次回6月の試験に申し込むとすれば,無難に4級を受けて
合格して今後の上達に拍車をかけるか,ちょっと背伸びして
3級を目指してすぐにでも頑張って勉強するかですが,
このあたりはご自身の環境に合わせてご検討ください.

たとえば,仕事や学校が忙しくて今は勉強の時間が取れない,
ということでしたら無理せず4級を,逆に今が勉強するのに
最適なら頑張って3級を,という感じになるかと思います.
併願も可能ですので,それほど負担をお感じでなければ
3級と4級を両方受験するのもいいと思います.

問題集に関しては,ひとつひとつ詳しく内容を見てみたことは
ありませんので,申し訳ないのですがどれが良いのかよくわかりません.
実際に使ってみた方からの情報をお待ちしております m(__)m

すでにご覧になられているかもしれませんが,当サイトにも
各検定試験に関する書籍を紹介するページを設けておりますので,
どんな種類の書籍があるのかチェックなさってみてください.
http://kajiritate-no-hangul.com/kentei_hon.html

また,語彙力の強化をお考えでしたら「キクタン」の韓国語版など
単語の暗記に特化した教材がすでにいろいろ出版されていて
今後も単語カード形式のものなどが出版される予定があるようです.
そのような教材もチェックなさってみるといいと思います.

長文なのにあまりお役に立てない内容ですみません.
繰り返しになりますが,ハン検対策の教材については
実際にお使いになった方からの情報をお待ちしております.
Re: そろそろ韓国語の検定を… ( No.2 )
【日時】 2010/04/12 11:28
【名前】 マサ

深淵凪さんが試験をお受けになる目的が何かによって、
どの試験を受ければいいかは決まってくるでしょう。

ハングル検定は、日本の機関による、日本人のための
検定試験です。この検定で1級に合格したからといって、
韓国はもちろん、日本以外で通用するようなものでは
ありません。
つまり、日本人しか知らない試験だということです。

韓国語能力試験は、韓国の国の機関である韓国教育課程評価院
(教育科学技術部の傘下機関)が実施するもので、
世界各国で実施されており、それなりの権威があります。
たとえば、韓国への留学や、韓国での就職においても、
この試験の結果が、加味される場合があります。

腕試しの意味でハングル検定を受けられるのなら良いでしょうが、
結果を何かに役立てたいとか、自分の能力の証としたい、いう
ことなら、韓国語能力試験をお勧めします。

なお、KLPTは韓国でもマイナーな試験のように思います。


Re: そろそろ韓国語の検定を… ( No.3 )
【日時】 2010/04/12 14:52
【名前】 キュル

私も前に書き込ませてもらってから随分時間が過ぎました。皆さま、お久しぶりです。
初めて韓国語関連の試験に挑戦されるということで、深淵凪さんのご質問の答えになるかどうか分かりませんが書き込みをさせてもらいます。

マサさんがおっしゃる通り
>ハングル検定は、日本の機関による、日本人のための検定試験です。>

日本語を母語とする人を対象に行われますので、韓国内で実際にはあまり使われない表現や文法事項がたくさん出題されます。上の級になるほどこの傾向が顕著です。
2006年春季・第26回に大幅改定がなされて、それまであった準1級がなくなり、きちんと初・中・上級に区分けされました。

2005年秋季・第25回までの問題と比較すると、級にもよりますが難易度がグンと上がり、ちなみに改定初回の4級の合格率は36.1%。全国平均点は筆記33/60.聞き取り18/40点。計52点でした。恥ずかしい話ですが、私もこの時合計点57/60点で不合格でした。難しくなるという噂は聞いていましたが、、、何の対策もせずに試験に臨み、5級が楽勝だったのでタカをくくっていました。まさかの4級不合格でした。

その後回が進むにつれ過去問も出回り、出題の傾向を受験者が押さえられるようになり
落ち着いてきてはいます。ただ春と秋の問題の難易度があまりにも大き過ぎるのが受験者を悩ませるところです。

現在の難易度は『韓国語能力試験の最高級6級』が『ハングル能力検定試験の2級(1級が最上級)』に匹敵するという説もあるくらいです。

ハン検のどの級を受験されるにしても、まずは『過去問』に目を通されたら良いと思います。
すでに2009年春・秋実施の弟32回33回の過去問『弟5巻』が発売になっています。
また各級ごとに出題される語彙が掲載された『トウミ』で、自身の語彙力チェックをされたら良いと思います。

『韓国語能力試験』の方は深淵凪さんが時期的に都合が良い時に又チャレンジされたらいいのではないかと思います。

ハン検は「日本語を母語とする者」が対象であるだけに、上の級になるほど「難関私学の受験」のような感じです。しかし私のようななまくら人間には向いているかなと思ったりします。

長文、失礼しました。健闘を祈っています!

Re: そろそろ韓国語の検定を… ( No.4 )
【日時】 2010/04/13 18:38
【名前】 深淵凪

皆さん、詳しい情報をくださり、心より感謝申し上げます!



韓国語能力試験のほうも時間があれば受けてみたいと思います。
ただそれにはもっと語彙を増やし、韓国語の文章を韓国語のまま理解する、
文章問題等の文章の癖をつかんで何が言いたいかを一発で理解するほどの力が要りますから、
紹介してくださったURLを参考にしつつ書籍を探って勉強していきます。



書籍は適当に本屋さんに行って目で見て探してみるのが一番ですね…
もちろんURLのほうもありがたく拝見します^^
Re: そろそろ韓国語の検定を… ( No.5 )
【日時】 2010/04/13 19:35
【名前】 kajiritate webmaster

マサさん,キュルさん,書き込みありがとうございます.

マサさんの書き込みをあわてて読むと「ん?ハン検とか
KLPTってあんまり役に立たないのかな?」と誤解
しそうですが,マサさんの書き込みのポイントは
「試験をお受けになる目的が何か」という点ですので,
誤解なさらないでください.

将来,韓国への留学や韓国企業での就職などを目指して
いらっしゃる方は,対外的な語学力の証明のために
TOPIKのなるべく上の級への合格しておくと
有利かもしれません.ただ,韓国語・朝鮮語を学んで
いらっしゃる方すべてがそれを目標にされているわけでは
ないと思います.

韓国語・朝鮮語が好きでずっと勉強しているけど,
現在の実力がどの程度なのか自分でもよくわからない…
という悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃると
思います.そういう時は検定試験を受けて客観的な判断を
仰ぐのはとてもよい方法だと思います.

その場合,できるだけ正しく能力を判断しようと考えて
作られているのはどの検定試験でも同じだと思いますので,
次の試験日はいつか,近くに受験会場があるか,
受験料はいくらか,などの点を考慮して受験するのに
一番都合がいいものを選ぶといいと思います.

また,頑張っていい成績を上げた受験者の努力を認めることで
今後の学習の励みにしてもらいたいという点も,各試験で
共通していると思います.

今では韓流などの影響で学習者や韓国に関心のある方は
大幅に増えていると思いますが,以前は「韓国語・朝鮮語
なんて勉強してどうするの?」と思っていた人も多かったと
思いますし,教材もあまり充実してはいませんでした.

そんな中で勉強を続けて上達をめざすのは,大学で
専攻しているなど特別な環境でない限りとても難しかったと
考えられます.ハングル検定ができたのは,そういう状況でも
頑張って勉強している人を応援してあげたいという一面も
あったのかもしれません.

検定試験に限らず,あらゆるものにはそれを作った方々の
“思い”が込められています.パッと見ただけではそんな
ことまではよくわかりませんが,たまには深い部分にまで
想像を働かせてみると,何か新しい発見があるかもしれません.

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