Re: 「新・至福の朝鮮語」早くも第2版刊行! ( No.1 ) |
- 【日時】 2007/11/02 23:47
- 【名前】 うにうに
- このかん,ずっと気になって第2版を探しているのですが,そこそこ語学書を置いてある書店でも「新・至福の朝鮮語」は置いてなかったりして,なかなか見かけません。
(書店の人は,もしかしたら「朝鮮語」と聞いて,北朝鮮のチュチェ思想を原典で読む本か何かと勘違いしてるんでしょうか?) 今まで置いてあったところでも(3箇所ありました),奥付をみると今年の5月発行になっています。
普通の本ならば,半年で版を改めるということはちょっと考えられないので,私も2刷のことかなあという気が(今のところは)しています。 実際,第x刷という意味で「第x版」と奥付に書いている出版社って時々ありますから。 「はるかに見やすくなりました」というホームページの記載も,今年の春の時点で出た「新・至福の朝鮮語」のことを指して,旧版より見やすくなったという意味かも知れません(確かに,日本語やハングルのフォントは見やすくなったと思います。旧版は,Windows付属のフォントをそのまま使って出力しているようでしたから)。
ただ一方で,そのホームページからリンクされている,イトーヨーカ堂で開いている講座のページでは,使用テキストとしてわざわざ『新・至福の朝鮮語 第2版』と断っているところを見ると,やっぱり何か違うのかなあ。 今年の春に出た版でも,発音記号(IPA)のフォントはまだ改善の余地があるなあと思ったのですが,それを美しいものに直すだけだったら,半年もあれば(きちんと発音記号やフォントについて分かっている人がいれば)十分できるでしょう。でも,その程度でホームページに「はるかに見やすくなりました」と書くかなあ,という気もするし…。
やっぱり,実際に注文してみて,現物を手にしないとわからないのかなあ。 でも買ってみて,前のとあまり変わっていなかったらもったいないし…。
昨日,紀伊國屋書店の本店に行く機会がありました。 さすがに本店だけあって,たぶん韓国朝鮮語関係の本だけでざっと200冊以上はあると思いますが,「至福の~」だけは置いてありませんでした。たまたま売れてしまったところかも知れませんが。
その代わりというわけでもありませんが,新刊書でこんなのを見つけました。 金ミン秀『わらってわらって韓国語―間違いだっておもしろい! 』駿河台出版社,2200円 (ミンは王へんに民) http://www.amazon.co.jp/dp/4411030306/ アマゾンの画像には出ていませんが,実物には黄色い帯が付いていて,大きな笑顔が描いてあります。
以前紹介した,『韓国語似ている動詞使い分けブック』に近い路線ですが,もっと初心者向けで,大部分のハングルに仮名が振ってあったりします。 見開き2ページ完結で,正しい表現と,うっかり言ってしまいそうな(あるいは誤解してしまいそうな)表現が,セットになっています。 そして,すべての用例に楽しいイラストが付いていて,タイトル通り,思わず笑ってしまいます。 たとえば,「テストの前日…」という前振りに続いて 긴장해서 못 잤어요.(徹夜で勉強している絵が描いてある) 김장해서 못 잤어요.(졸려~(ねむい~)とかいいながら,大量の白菜をオバサンが瓶に運んでいる絵が描いてある)
ただ間違いを指摘するだけでなく,その表現はどういう場面・どういう意味でなら使うことができるか,まで説明してくれているのが特徴です。 そんなに量も多くないので,読むだけだったら,買ってきてその日の内に読み終わってしまうくらいです。 ただ,ここに出ている表現を全部間違えずに言えるようになるのは意外と大変かも。
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素敵な情報ありがとうございます。 ( No.2 ) |
- 【日時】 2007/11/03 00:08
- 【名前】 anne
- うにうにさんへ
『わらってわらって韓国語―間違いだっておもしろい! 』 これはとっても興味があります。 まさに、冗談好きの私好みの本ですう。。
いい情報ありがとうございます。 さっそく、本屋に行ってみてみますね!
あ!もちろん「新・至福の朝鮮語」も、チェックしてきます(汗
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Re: 「新・至福の朝鮮語」早くも第2版刊行! ( No.3 ) |
- 【日時】 2007/11/03 20:51
- 【名前】 kajiritate webmaster
- うにうにさん,anneさん,書き込みありがとうございます!
「新・至福の朝鮮語」は初版・第2版を同時に本屋で見かけたことがあり, 比べてみたのですが,第2版には表紙カバーに「第二版」と書いてあったのと, 奥付が違うだけで,内容が変更されているかはわかりませんでした...
きょう外出した際に書店に立ち寄ってもう一度確認してみたんですが, 表紙カバーの「CD」と書いてある部分にCDらしき白い円盤の絵が加わっているのと, 各章のタイトル部分にある楕円形のグラデーションの濃淡が上下逆になっていて, 楕円形の下のほうが初版本では色が濃く,第2版では薄くなっていました.
なので,そこに書かれている章のタイトルは第2版のほうが見やすくはなっているんですが, これだけで「はるかに見やすくなりました」といえるのかどうか...(^^; 内容が変更されているかは今回も気づきませんでしたが,他にも改良されている点があるのかも…?
しかし,東京外大の学生さんが教えてくれる韓国語講座とはすごく魅力的ですよね! その上受講料もリーズナブルで羨ましい限りです!! http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/nomahideki/inseikooza01.htm
同じ書店で「わらってわらって韓国語」も覗いてきました! ふつうの語学書とは違って韓国のようすも知ることができ,読んでいて楽しいですね!(^^) http://www.e-surugadai.com/cgi-local/suruga/disp_desc.cgi?type=other&isbn=978-4-411-03030-6
こういう本は単に言葉の使い分けだけでなく韓国への理解も深めることができて大歓迎ですけど 本一冊分の話題を書きためるだけでも途方もなく大変なことですよね... 著者の方々のただならぬ努力を考えると本当に頭が下がります m(__)m
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Re: 「新・至福の朝鮮語」早くも第2版刊行! ( No.4 ) |
- 【日時】 2007/11/04 01:57
- 【名前】 hangul100
- >>東京外大の学生さんが教えてくれる韓国語講座とはすごく魅力的ですよね!
今の先生になる前に、そこの講座を受講していたことがあります。 (留学生の方が先生なので、先生も交替されてしまいました。) 自分が受講していた講座はフリートークの時間も充分とって下さり ネーティブの先生ならではの解説も豊富にして下さいました。 週1回75分でも年48回あるので、一年では、かなりの量になります。 何よりも授業に出席すると自分も韓国語を話してみたくなると言う点が 素晴らしい授業でした。 スーパーのイトーヨーカドーの中でやってるので、あまり知られていない かもしれませんが、穴場と言うか掘り出し物の講座だと思います。
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Re: 「新・至福の朝鮮語」早くも第2版刊行! ( No.5 ) |
- 【日時】 2007/11/04 21:30
- 【名前】 kajiritate webmaster
- hangul100さん,書き込みありがとうございます!
いつも書き込んでくださる方の中に受講者がいらしたとは!! 本当に羨ましいです...
授業は会話中心だったのでしょうか? 以前から至福の朝鮮語をテキストにされていたのでしたら 文法の基礎もバッチリ身につきそうですが... そのうえ1年もお続けになれば,その講座だけでも かなりレベルアップなさったのではないでしょうか?
野間先生は韓国語の教育法も研究なさっているようですので, そのお弟子さんたちであれば,単にネイティブスピーカーから習うというだけでなく, 授業にいろいろ工夫が施されていそうで興味深いです!
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Re: 「新・至福の朝鮮語」早くも第2版刊行! ( No.6 ) |
- 【日時】 2007/11/05 22:10
- 【名前】 hangul100
- 残念ながら、野間先生に直接習ったりお会いしたことは無いので、
イトーヨーカドーの授業を感想を。 まず授業の前半は受講生が韓国語で近況報告するという時間を 取ってくださいました。これは一見遠回りなようで、会話力向上には とても効果的なことだと思います。負担に感じられる人もいるでしょうが、 すぐに楽しくなるので、ネーティブの先生に習う方機会がある方は、 大切にして欲しい時間だと思います。 また文法をやるにしても機械的に言い換えたり機械的に日本語を 韓国語に訳すのではなくて、その場面で言いたいことを 伝えるには、どういう表現を使えば良いのかという点を 意識した授業をされてたように思います。例えば使役や受身は どういう表現や状況で使われ、どういう表現では使わないほうが よいのかとか、敬語も単純に尊敬の語尾をつけるよりも婉曲に疑問形を 使ったほうが良いケースとか、そういったことが印象に残っています。 受講生の方からも積極的に話したり質問したりしていたことも、 先生の力を引き出すのに役立ったのではないかと思います。 今振り返ると貴重な講座を受講できたなと、あらためて思います。
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Re: 「新・至福の朝鮮語」早くも第2版刊行! ( No.7 ) |
- 【日時】 2007/11/06 18:35
- 【名前】 kajiritate webmaster
- hangul100さん,詳しい情報ありがとうございます!
単に会話が中心というだけでなく,表現の幅もグンと広がる授業内容だったようですね! しかも楽しく勉強されていたようで,益々羨ましくなります...
話したくてもすぐには出てこなかったり,伝えたいことを表現できずに簡単に済ませてしまう ...というのが現状の私にはピッタリですけど,東京まで通うのは...(^^;
貴重な体験談,ありがとうございました! m(__)m
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Re: 「新・至福の朝鮮語」早くも第2版刊行! ( No.8 ) |
- 【日時】 2007/11/15 23:16
- 【名前】 うにうに
- 遅れていた『韓国語教育論講座』の第4巻ですが,さっき野間先生のサイトをのぞいたら,11月11日に更新されていて,
「次回配本は第4巻,11月末-12月初旬頃! 第4巻の制作は現在最終工程,いよいよ刊行間近です. 第4巻の索引は延べ約1万項目が織りなす万華鏡!」
とのことでした。楽しみです。
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/nomahideki/index.shtml
ちなみに「新・至福の朝鮮語」第2版は,まだ見かけていません…
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Re: 「新・至福の朝鮮語」早くも第2版刊行! ( No.9 ) |
- 【日時】 2007/11/16 01:42
- 【名前】 kajiritate webmaster
- これは朗報ですね!(^^) いつもいろいろ教えて頂いてありがとうございます!!
市販するには商業ベースにのるか(儲かるか)どうかの判断も重要で, 第1巻を出した後にこれでは売れないと判断され, 市販は見送って関係者だけが入手できる形にしたのかな... とか,ひとりで余計なことを考えておりましたが, そんな心配は無用だったようで嬉しい限りです!(^^)
掲載内容のリストには映画,漫画,インターネット関連などの項目もあり, とても興味をそそられます...辞書関連の項目もありますので, うにうにさんにとってはそれが最大の関心事ではないでしょうか!?
かなりのボリュームなので当然ですが,価格も高めで第1巻の入手もためらっている状態なので, 第4巻が出ても買わないかもしれませんが...(^^; いずれにせよ早く見てみたいです!!(^^)
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