Re: カナモジのハングル転写のまちがい ( No.1 ) |
- 【日時】 2010/09/02 07:08
- 【名前】 kajiritate webmaster
- tjanさんのご意見もひとつの考え方としてありえるのかもしれませんが,
当サイトに掲載している「かなのハングル表記」は韓国政府の公式な 見解に基づいたものですので,その問題点をこちらにご投稿頂いても 申し訳ないのですが私個人では対処できかねます.
この点に関しましても,国立国語院にご質問なさることで現行の規定の 根拠について詳しい回答が得られると思われますので,一度ご質問 なさることをお勧め致します.回答がありましたら,こちらの掲示板で お伝え頂ければ幸いです. http://www.korean.go.kr/09_new/minwon/qna_list.jsp
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Re: カナモジのハングル転写のまちがい ( No.2 ) |
- 【日時】 2010/09/02 13:44
- 【名前】 tjan
- 残念ながらわたしは初心者なので国立国語院に問い合わせすることができません。
わたしは「日本のローマ字社」会員です。 「日本のローマ字社」は、日本語の音素にもとづいたローマ字綴りを提唱しています。
たとえばタ行はta ti tu te to、サ行はsa si su se soです。
そのたちばからいいますと、쓰のようなつづりは、悪名高い「ヘボン式」とおなじにみえてしまうのです。
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Re: カナモジのハングル転写のまちがい ( No.3 ) |
- 【日時】 2011/12/23 20:21
- 【名前】 千住
- tjan様
お説、非常に興味深く伺ひました。日本のローマ字社のサイトにも行ってみましたが、貴社の現在のお立場お考へに就いてはサイトからは伝はって来ませんでした。パソコン初心者なもので見逃しただけの可能性もありますが…。貴社の現在のお考へをインターネットを通して伺ふ方法がございましたらお教へ下さりたく存じます。 又、こちらの管理人様にお許し頂ける様でしたら、こちらに簡単にお書き込み下さいませんでせうか。管理人様、如何でせう。
問題提起させて下さい。ハングル、チョソングル、訓民正音(以下ハングルとします)の正書法からすると、日本語の母音をローマ字表記する場合、例へば、アは「xa」の様にゼロ子音を入れるべきではないかといふ見方も成立つと思ふのです。
又、ハングルのそもそもの制定目的の1つとして、中国語、蒙古語、満州語、日本語等の外国語学習に役立てる、といふ目的があり、『訓民正音』にその様に記されてゐるはずです。伺ひたいのは、母語話者でない者が外国語学習に役立てる為に使ふハングルといふ視点に立った際、謂はばハングル訓令式にどの様な効用があるだらうか、といふ点です。
以上の3点(4点)、伺ひたう存じます。
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tjan様 ( No.4 ) |
- 【日時】 2011/12/26 09:51
- 【名前】 kiki
- 私は「ヘボン式が悪名高い」かどうかはまったくわかりませんが、tjan様が韓国語が初心者であるのなら、まずは韓国語の発音を聞いてご理解いただくのが良いかと思います。
tjan様がご提案なさっている「티」ですが、カタカナで書くと「ティ」に近い発音になり、到底「ち」とは聞こえません。 「지」も日本語の「ち」と全く同じとは言えませんが、それでもハングルの中では「ち」に近い文字です。
「つ」は韓国語にない発音ですので難しいところですが、「투」は「トゥ」に近い発音ですので、これも「つ」には程遠いですね。
「ヘボン式」や「ローマ字綴り」と韓国語は別物です。 一緒に考えられないほうがよいかと思います。
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Re: カナモジのハングル転写のまちがい ( No.5 ) |
- 【日時】 2011/12/27 08:49
- 【名前】 kajiritate webmaster
- 千住さん,kikiさん,書き込みありがとうございます.
kikiさんの書き込みを拝読し,補足でちょっと書きたいと思います.
ある言語を別の言語の文字で表記する方法として,文字を対象とする「翻字」と, 音声を対象とする「転写」という2つの方法があり,「転写」にはさらに, 音韻(音素)を対象とするものと,音声を対象とするものの2つがあるようです. http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%A2%E5%86%99_%28%E8%A8%80%E8%AA%9E%E5%AD%A6%29
一見同じことをしているようですが,元とする対象が異なりそれぞれの特徴が ありますので,どれが正しいとか,どれが優れているとか,そういったことを いう性格のものではなさそうです.
私もきちんと理解しているわけではないのですが,この点を踏まえていないと 今後次第に話が噛み合わなくなるかもしれないと思い書かせて頂きました.
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