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232. 発音について
【日時】 2007/05/22 01:06
【名前】 きるす

こんにちは、初めまして。
HNを「きるす」と申します。

最近こちらのサイト様をちょくちょく覗かせて頂いています。
ここで質問してもいいのかどうかわかりませんが
どうしても疑問に思ったことがあるのでお尋ねします。

私は韓国語を学び初めて間もないのですが、
先日、ネイティブの方とチャットでお話をしていたときに
「고마워요」のことで注意されたことがあります。

それは、発音の際に「コマウォ」ではなく、
「ゴマウォ」と発音するのが正しいと言われました。
確かに、「コ」と言う場合、「코」と書きます。
ですから、「고마워요」の場合は「고」=「ゴ」だと。

相手が言っているこは理解できますが、
それでも私が学んでいる(独学ですが)教則本などには、
最初の語頭では濁音化せずに、文中、あるいは語尾で濁音するとなっています。
ということは、この「고마워요」もそれに当てはまり、
語頭なので「コ」と発音しても良いですよね?

それに、多くの韓国語関連を取り扱っている日本の
サイト様でも、「고마워요」=「コマウォヨ」と表記しています。

私の勉強不足のせいでもありますが、幾分困惑しております。
ネイティブの言うことですから、正しいとは思いますが、
一体どちらが本当なのでしょう?^^;

映画などを見ても、今まで「コマウォ」と聞こえていたので、
てっきり「コ」で良いのだと思っていましたが・・・
しかし、ネイティブの言う通りならば、また一からやり直さなければならいようです。

例えば、「지금, 예약을 합니까?」も、
「チグム、イェヤグル ハムニカ?」と発音するのだと思っていましたが、
今回のコマウォの件で考えれば、「ジグム、イェヤグル・・」と発音するようになってしまうのでしょうか?それとも、「チグム・・・」と発音させようとするならば、
「치금, 예약을 합니까?」と書くようになるんでしょうか?

何を言いたいのかわからない文章になってしまってすいません。
とにかく私のお聞きしたいことは、
何故、語頭にあるにも関らず、発音が濁音するのか?ということです。
そして、濁音させないためには、必ず「코」や「치」などと、
語頭などでも書かなくてはならないのでしょうか?
この辺りの法則がまったくわかりません・・・
何かアドバイスがあれば教えていただけると幸いです・
よろしくお願いします。

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Re: 発音について ( No.21 )
【日時】 2009/06/06 22:06
【名前】 はるか

こんばんは

以前こちらでお世話になったものです^^
管理人さんにおかせられましてはお元気でいらっしゃいますでしょうか。


わけあってしばらくお勉強から離れていましたが、こちらの掲示板をみて
あいかわらずのみなさまのモチベーションの高さと勉強熱心さに圧倒されています。

ずいぶん発音では苦労しますよね涙。

ここからは私の体験になります。

はるかの母は日本語に堪能な韓国人なのですが発音の問題は母と私の間で
しょっちゅうけんかのたねになったものでした。

少し参考になるかなと書かせてもらってもよいでしょうか。

はるか母は家ではまったく韓国語を使わなかったのではるかはずいぶん長いことアンニョンハシムニカしかしらず、
たまに母が電話で韓国語話してるの聞いて「うるさいなーなんで韓国語はあんな声おおきいんだろう」くらいの認識しかなかったです笑。

そんな私ですがふとしたことで韓国人の友人ができ、少し学習しようと決心しました。
他のみなさまと同じく
あ、や、お、よ、から始めました。

初め、はるかは母から習おうとしましたがまず子音の発音を教えられ、ニウンの発音が一週間たってもできず、この子は発音のセンスがないとあきれられ、
古本屋にいって、中古の本(なんと至福の朝鮮語の初版)を200円で買ってきましたが文法も何をいっているのかわからずソッコー挫折しました。韓流?のかなり前の話です。

そんなこんなであいかわらずアンニョンハシムニカしか知らないまま何年もたったある日、
数年前のことですが、ふとしたことでラジオハングル講座(存在すらしらなかった)を耳にし「なんてわかりやすいんだ」と感動し、これならわかるかもと、ちょびちょび勉強しつつ今にいたします。


母は独特の語学センスがあるらしく日本語をまったく知らない状態からあっというまにマスターし今では私でも読めないような難しい本を読んでいます。

今は、頭の中も日本語なので、質問しても私が今話している単語が韓国語か日本語かで混乱する始末^^;、なまじ語学のセンスがある分文法的には何の説明もできず教師としては役にたっていません苦笑。
だからネイティブに教えてもらって混乱するというのがすごくよくわかります!
みなさまとおなじく辞書にあたらないといけないんです。

そんな母ですが、発音にはうるさく、ぼにょぼにょ練習していたらそっこーつっこまれます。

そんな中で母と一番議論になったのがやはりスレッドで話題になっていた
「清音、濁音の区別」です。

やはり同じく「韓国に清音濁音の区別はない」といっています。
あるのは「強く読むか弱く読むかだ」とさらにわけのわからない説明をされます。

そんな衝突を繰り返して、確かに管理人さまとほぼ同じ結論にたどりついています。

やはりあるのは「平音、激音、濃音」の区別です。

じゃあなんで「語頭でも、濁音で発音しなさいといっているようにきこえるのか」というと、単純に、説明中にその語が入っているときは、語頭ではないんで私たちの耳には濁音にきこえちゃうんですね。

それで、結構長い間議論してるうちに、たしかに韓国語の濁りと、日本語濁音は違うということがなんとなくわかってきました。

最たるものが「か」行なんですが、語中は濁音だからと日本語の、が、で発音すると、あちらの人は「鼻声」といって、前にイウンがはいっているようにきこえちゃうそうなんです。鼻声は日本人が韓国語を話すとき特有の発音で非常に聞きづらいそうです。
韓国語の語中の平音は日本語の濁音と平音の真ん中くらいでしょうか。
とにかく「息をはかない」、本当にこれのみといってもいいと思います。
極端にいえばさほどにごらなくても「息さへはかなければ」語中の平音は、平音と判断してくれます。

また語頭、これは日本人が平音のつもりでいくら発音しても激音にきこえるようです。日本人は語頭が高くまた息もでているので本当に意識して発音しないとどうしても激音に聞こえるみたいなんですね。
注意されやすいものベスト3ってかんじです。

あと最大のポイントなんですが、いくら口を動かしてもだめだということもわかりました。
動かすのは腹筋や胸、首から下の発音器官を日本語とは比較にならないくらい使います。
母いわく
「あくまで口は柔らかく、口に力をいれたら絶対発音できない、腹筋に力をいれること」ということです。
韓国語を話すということはヨガをしているようなものだ、といつも言ってます。たまに韓国語はなすとすごく疲れるそうです苦笑。

またミアナムニダなど、ヨリルリョラン(熱心な)ニウンやリウル+ヒウっの発音ですが
これも同じく「ヒウは絶対省略しない、ちゃんと発音している」といいます。

私がでも講師の先生が脱落するといってたよといったら、
「日本人はそんな発音ができないから便宜的に脱落すると教えているだけ」と主張しています。
ニウン、リウルを発音すると同時に必ず息を吐いているそうです。

あといまだ試練なのが
イウンが二個続くの。。。
これは「これは二個発音しっかりしすぎてもちょっと変だし、1.5個発音するくらいがちょうど自然だ」とスパーキなことをいいます、1.5個?できるかそんなもの、とつっこみたくなります。
それもあとのイウンに続く母音によっても若干イウン+イウンの発音が違うみたいで、、いまだマスターできてません苦笑

こんな摩擦を繰り返しています。

掲示板を読むと本当に私と同じだーと感無量になって、
思わずカキコしてしまいました。



腹をわって議論できる私でさえまだまだ腑に落ちない、ましてやカキコしてた方々はどれほど混乱してたでしょうか。

また摩擦ネタがあったら投稿したいと思います。
あまり役に立たない内容だと思いますが苦笑。


PS、管理人様、いつもすばらしい内容のリファレンスありがとうございます。
お体にお気をつけてお過ごしくださいませ^^。

Re: 発音について ( No.22 )
【日時】 2009/06/07 20:20
【名前】 kajiritate webmaster

はるかさん,書き込みありがとうございます.
体調はいまひとつですが,まあボチボチやっています…(^^;

実体験に基づいたお話,とても興味深く読ませて頂きました.
また,お話の内容が分かりやすく,はるかさんのような韓国語の先生がいらっしゃれば
日本語ネイティブの韓国語入門者が陥りやすい疑問点を解決できずに時間を浪費したり,
そのような点を複数人で話し合うと,結局は同じことを言っているのに
少しずつ表現が違ってうまく伝わらなかったり,誤解されたりして話がかみ合わず,
ここでもまた時間を浪費したり…といったことを防げると思うのですが,
この点を解決するにはまだ時間がかかりそうですね.

用言の活用の理解・整理に語基を利用するかについても賛否両論あるようですが,
こちらも,いろんな方々の意見がかみ合っていないところから誤解が生じて
そのせいで無駄に話がこじれてさらなる悪循環に陥っているようにも思えます.

話を発音に戻すと,日本語には清濁の弁別があり,間違えると意味が変わったり
ありえない言葉になって意味が通じなくなりますので気をつけざるを得ませんが,
韓国語にはそれがなく,その代わりに「平音・激音・濃音」の区別をきちんと…
といわれても,やはり初学者はなかなかピンとこないかもしれません.

「平音・激音・濃音」は,入門のうちでもかなり早い段階で扱われる事項なのに
日本語にはありませんので,何でそんなふうに発音を区別をしなければいけないのか
ということ自体が理解できないまま,とりあえずはそうなっているから仕方ないと
無理やり理解できたことにして,その後モヤモヤを抱えたまま学習を進めていると,
そのモヤモヤが次第に膨らんできて気になって仕方が無いときが来ると思います.

そのような時期を見計らって,はるかさんの書き込みのようなお話をしてくれる
韓国語教師がいらっしゃれば,学習者はモヤモヤをスッキリ解消できますし,
あぁこの先生は私の悩みに適切に対処できる有能かつ気の利く先生だ…と
師弟間の信頼関係も高まるように思うのですが,日本語話者が韓国語を学ぶ際に
どんな点がネックになるのかまだ理解できていない韓国語ネイティブの先生だと,
日本人の学習者から質問されても,そもそも何を質問されているのか意味がわからない…
といったすれ違いが起きることも無きにしも非ずなのではと思います.

もし学習者がこの点を理解していれば,まだ経験の浅い韓国語ネイティブの先生には
韓国人にとって違和感のない発音や作文ができているかのチェックをお願いして,
発音の変化や文法面などの細かい疑問点は,他の先生に尋ねたりや教材で自己解決する…
という感じでその場に応じた学習方法を選択できますが,そんなことができる学習者は
もう初級レベルはとっくに卒業なさっているでしょうし…悩ましいところですね….

先生にとっては,生徒が何を理解していないかという点を察知して,
それらに対して学習段階に応じて適切な時期に答えや解決の糸口を提示できる
能力の有無が重要で,独学で頑張っていらっしゃる学習者の場合は,
自分で自分は何が理解できていないのか気づき,その解決策を探すところまで
自分でできるかが,スムーズに上達できるかどうかのポイントになると思います.

また話がそれてきましたので「平音・激音・濃音」の話に戻しますと,
これまでは発音時の吐く息の強さや量で説明されることが常でしたが,
次第に“抑揚”に着目した教材が増えているようです.

息の強さや量での区別ももちろん大切なのですが,各音節の発声の高低にも注意して,
基本的には低高低高(LHLH)…の繰り返して発音し,
最初の音節が,濃音や(hを含む)激音,またはsが初声の場合,その音節は高く,
その次の音節は低く発音すると,ネイティブの発音により近づくことができて
伝わりやすくなるようです.この点,はるかさんも触れていらっしゃいますね.
つまり,s以外の平音で始まる言葉は,最初の音節は低め,その次の音節は高めに
発音すれば,激音だと誤解されるのを防げるようです.


韓国語の発音は,理論面も実践面もとても難しくて到底習得できそうにありませんが,
とても興味深い分野で,今回のはるかさんのお話でさらに未知の世界が開けたように思います.
今回の示唆に富んだお話,本当にありがとうございました.
よろしければ今後も書き込んで頂ければと思います.よろしくお願い致します!m(__)m
Re: 発音について ( No.23 )
【日時】 2009/06/08 00:11
【名前】 はるか

管理人さん、こんばんは。

そうなんですか、お体を壊さないよう無理なさらないでくださいね(TT)。

かくいう私も長期療養中で休学中の身です。
今日は検定試験だったのですね、一度受けにいきたいなあと思いつつ
なかなか難しいものがあります。

この一年は本当にまったく勉強ができなかったのでまた初級からやり直しです。笑


>少しずつ表現が違ってうまく伝わらなかったり,誤解されたりして話がかみ合わず,
ここでもまた時間を浪費したり…といったことを防げると思うのですが,



そうなんです。
たとえば語頭にかんしても、こちらは「平音か濁音か」の話をしているのに
あちらは濁音という概念がないので「平音か激音か」の話をしている、お互い観点が違うのに気づかない^^;。

私の場合は家族だから、誤解の原因をけんけんがくがく議論しながら探していけるけど他のかたはそうもいかず、腑に落ちないまま先にいくしかないという場合が多いのだと思います。

極端な話、母の場合は、さまざまな発音法則すら意識の中にありませんでした。

ほら、この場合、こう発音かわるじゃない?といったら、ああ。本当だーという
感じで。

たとえば、私たちが「学」を「がく」と読み「校」を「こう」と読むけれども
あわせて「がっこう」と読む、そして「なぜ、がくこう、と読まずに、がっこう」と読むのかと聞かれて、ああ、そういえば発音変えてるなあ、と気づくようなもので、本当にもう無意識なくらい発音変化の法則という概念さえありません。一般の韓国人には。

私がテキストを見せてさまざまな発音法則を説明すると「ああ、確かにこういう風に習わないとわからないんだねえ」と納得するという感じです^^;。


>用言の活用の理解・整理に語基を利用するかについても賛否両論あるようですが,
こちらも,いろんな方々の意見がかみ合っていないところから誤解が生じて


そんな議論があるのですね。

私はまずNHKのテキストから入って、その後、語基を知ったのですが(投げ出していた至福の朝鮮語を読み直しました)、
なるほどーこれはすごいなあと感心したものです。

でも「どちらで学習するか」とはつゆおもわず、感想としては「文法は道具だから、こちらがうまく使えて納得できればなんでもいい」という感じでした。

どちらも知っていたら、より読める本の幅が広がるのでいいと思うんですが、それの賛否自体に時間が費やされて、誤解まで生じるのは悲しいことですね(T0T)。

学者というのはやはり「より体系的、統一的な法則」を求めるし、語基というのはそのため生み出された概念だと思います。
学習者にとって文法は「手段」ですが、学者にとっては「目的」なので、このあたりにも溝があるのかもですね。
英語でも5文型しかない、いやそれ以上あるという議論があるくらいですから、、、昔英語の先生が文法は手段なので、上手に利用すればいいおっしゃっていましたので、私は韓国語の語基式、語尾式に対してもそれぞれも長所を自分の納得のいく形で学習にとりいれればいいのではないかと思っています^^。
文法とも仲よく、学習者さんどうしでも仲良く、が理想です笑^^。



>韓国語にはそれがなく,その代わりに「平音・激音・濃音」の区別をきちんと…
といわれても,


これは本当にそのとおりで、
たとえば、私が遠くから「○○ってなんていう意味??」って聞いたら
「なにそれ?そんな単語ない!」って言われて、
「だから○○だよ!!!」
「え?そんな単語ないってば」
といってテキストを母が見に来る。


「ああ!□□のこと、あんたがぜんぜん違う言葉いうからわかるわけないじゃない!」

この場合、たいがい私は「平音と激音」の区別ができていません。


「ひょっとしてこの子は、また激音と平音をまちがって発音しているのではないか」と考え、私が本来いわんとしている単語を推定する、、、なんてことはしてくれません、しれくれないというより、本質的に違う音なので、そんなことは念頭にもないんです。


これは母音でもそうでたとえば、오と어についての話なのですが、
ある母の知り合いが、「イソジン(이서진)のファンだ」と母に言ったそうです。
ところがこの知り合いのかたは이소진と発音していました。

母は「소진なんて名前普通韓国にはないのに、誰だろう、あんた知ってる?」といったので検索して
「この人じゃないの?」と이서진さんの写真と名前を見せたら

「ああ이서진!!ぜんぜん違う発音するからわからなかった!」

「でもさあ、お母さん。日本人が서と소よく間違えるの知ってるんでしょう?
이소진って聞いたとき、この人はもしかしたら이서진っていいたいんじゃないかって考えもしないの?そのくらい推測できない?」

「できないもなにもまったく違う音だから想像すらできない」


私はこれを聞いて、日本と韓国の深い深い発音の溝を感じたものでした

^^;。


とにかく私の場合、注意されるポイントというのがだいぶ固定化されてきています、またそれは他の学習者さんでも同じだと思います。
その中でよく言われるのがもちろん、平音激音の区別、「鼻声」にならないこと、ニウンやイウンの区別、などなどですが他には
「母音をひとつひとつしっかり発音する」なんてのもあります。
しんどかったりしてごにゃごにゃと自分では「単に速めに読んでいるつもり」の場合でも「なんで母音をくずのか?」と思いがけない観点からおこられたりします。
「いくら速く話しても韓国語は一個一個の母音をはっきり発音しないといけない」と注意される始末です。こちらは「なんとなく早読み」をしていたつもりなのに、、、。


ぼちぼち学習を再開してますが、注意されるのがめんどくさかったりしんどいのを言い訳にして、「黙読」に専念(逃げ?)することが大半のこのごろです。
今学期は入院とかもあり、四月からの講座は録音しただけでぜんぜん聞いてません^^;
それより以前のを再度聞きなおそうかなと思っています。
活用もだいぶ忘れたので、こちらの表を見返したりしています。
(動く用言活用表は傑作だと思います!)


文字を見るのが疲れるときは、最近のK-POPなどもぜんぜん知らないので、昔の懐メロを聞いたりしてます。
(李成愛さんは発音がすごくクリアーなのでお勧めだそうです。すごく昔の歌手ですが。)


こんな「いい加減学習者」の私で、こちらの掲示板のかたがたの熱心さを見るにつけ自分を学習者と名乗るのもおこがましい気持ちになりますが、また利用させていただけたらうれしいと思います。^^

Re: 発音について ( No.24 )
【日時】 2009/06/08 02:24
【名前】 kajiritate webmaster

はるかさん,書き込みありがとうございます.
はるかさんもご自分のお体を充分ケアしてあげてください.
自分で自分の体が思うようにならないというのは,
悔しかったり辛かったりで,本当に嫌なものですが,
今はネットがあるので家にいながらこうして情報交換できますし,
その他もろもろで楽しみながら,また元気になるまで
ゆっくりなさってください.

はるかさんとお母様とのエピソード,当事者は大変だと思いますが,
そんな苦労もつゆ知らず,文字通り他人事として興味深く
読ませていただいております…(^^;

他にもいろいろエピソードがあるのでしたら書き溜めて
エッセイ集のような形で本におまとめになれば
日本一楽しくて,とても分かりやすい韓国語の発音の教材に
なりそうな気がします.

日韓の習慣や国民性の違いなどに着目して,それを元にした
エピソードで韓国語を勉強する教材はすでにあるようでして,
これなら勉強しながら韓国への理解を深めることができますし,
勉強自体も楽しくなり一石二鳥だな…と思ったことがあります.

例えば日本の教材では次のような本が…
http://www.amazon.co.jp/dp/4757413564/
(韓国人の思考方式を知るケーススタディ&フレーズ55)

また,韓国の日本語話者向け教材では次のような本があります.
http://www.hangulpark.com/product/productDetail.asp?pcode=1252
(私にはとてもカライ韓国)

はるかさんとお母様とのエピソードを元にすれば,
このような教材のコンセプトを継承しつつ
特に日本語話者には理解が難しい韓国語の発音に特化した
いい教材ができそうに思えます.

将来的にはこのような点にも学術的な研究が及んで,
特に入門者がどうしても日本語を基準にして考えてしまうことから
どうすれば開放してあげることができて,その上で
より効率的に韓国語の発音を学べる方法が確立すればいいとは思いますが,
実現にはまだ時間がかかるかもしれませんね.


話はちょっとそれますが,今回の書き込みを拝読して一番共感できた点は
「文法は道具だから、こちらがうまく使えて納得できればなんでもいい」という点です.

文法はもちろん,学習方法自体が道具のようなものだと思いますので,
人からとやかく言われても,今の先生は私とは合わないと思ったら
別の先生をさがすのもOK,あまり評判が良くない教材だとしても
自分にとっては理解しやすければそれでOKで,どんな方法でも
結果的にうまく行っているのなら,それこそまさに結果オーライだと思います.


今日は早めに寝るつもりが…(^^; それではおやすみなさい….
次の書き込みを楽しみにお待ちしております!!
Re: 発音について ( No.25 )
【日時】 2009/06/12 15:56
【名前】

初めまして。海と申します。ちょくちょく覗かせて頂いてます。
はるかさんのお話に、とても感動・感心・興奮しましたので書き込ませて頂きます。
日本は「清音と濁音」の区別で、韓国は「平音と激音と濃音」の区別。
非常にわかりやすいお話でした。

とある本で韓国の方には清音と濁音の区別がわからない、と書かれており、
こんなに明らかな違いの何がわからないんだ?と、非常に不思議に思っていました。
だから何故「チェジュ」をローマ字表記する時に「ジェジュ」として平気なのだろう?と思っていましたが、はるかさんのお話で、私なりに納得できました。

私はネイティブの方に自分の発音を聞いていただく機会がないのですが、
自分で平音を発音しながら、なんだか激音になっている気がしてならない時が
多々あります(実際、激音になっているのでしょう)。
これが日本人(外国人)によくある特徴だとすると、
変に激音で「체주」と発音されるより、「ジェジュ」と発音した方が、
ネイティブの方には聞き取りやすいという事なのでしょうか(^_^;)

逆に有名な韓国語講座の先生(韓国の方)が「そんざいな語尾で…」というのを聞き、「そんざい」ではなく「ぞんざい」であるという事に気がつくまで
少し時間がかかりましたが、韓国の方にとって、清音か濁音かはあまり重要では
ないのですね。

お母さまが韓国の方であるという、1人で勉強している私から見ると、
ものすごい大きな味方をお持ちでいらっしゃるように感じるはるかさんでさえ、
韓国語の発音に苦労されているお話を聞くと、
私には一生かかっても「使える韓国語」を身に付けられないのではないか?
私はひょっとしてとんでもない難しい言語を身に付けようと無謀な事をしているのか?とさえ思ってしまいますが、
もはや、韓国語の魅力から離れる事はできそうにありません(^_^;)
地道に、できる範囲で韓国語にしがみついて行こうと思います。
私には体験できない、貴重な、ためになる体験談を聞かせて下さったはるかさん、
ありがとうございました。
それから、この様な有益な場を設けて下さっている管理人様、
心より感謝申し上げますm(_ _)mこれからもお世話になります☆
長々とすみませんでした!
Re: 発音について ( No.26 )
【日時】 2009/06/12 23:58
【名前】 kajiritate webmaster

海さん,書き込みありがとうございます.
はるかさん宛の返信に割り込んでしまって悪いのですが,私からも1点だけ…

平音が激音に聞こえてしまうのを防ぐために,
わざと濁音で発音なさる方もいらっしゃるようですが,
この点について,高麗大の韓国語教師養成過程の先生のお一人が
「ちょっとしつこく(느끼하게)聞こえる」と仰っておられました.

やはり,日本語の清濁の区別と韓国の平音・激音・濃音の区別は異なる概念で,
自分の物差しで相手を理解しようとすると,どうしても無理が生じるのだと思います.
なので,無用の誤解を生まないためにも,なかなか実感がわかないながらも
相手には自分とは別の概念があるということは知っておくべきだと思います..

海さんの仰るように,清濁の区別があいまいな日本語は聞いても理解しづらく,
ときには非常に聞き苦しく感じることもありますが,
それと同じ感じで,平音・激音・濃音などの区別があいまいな
日本人のしゃべる韓国語は,韓国人には聞き苦しいのかもしれません.

だからと言ってしゃべるのを諦めてしまえば何も伝わりませんので,
できる限り正確に発音して分かってもらおうという話し手の努力と,
多少発音に問題があっても分かってあげようという聞き手の努力が
外国語でコミュニケーションをとる上ではとても大切だと思います.
Re: 発音について ( No.27 )
【日時】 2009/06/13 12:04
【名前】 はるか

海さんこんにちは^^

私の書き込みを読んでくださってありがとうございます。

一人でお勉強なさっているということですごいです。
私は恵まれているのになかなか上達せずで恥ずかしいです^^;。

そうなです、概念が違うため、話が通じないんですよね。


でもはるかも「はたして韓国人の耳には清音濁音は区別できないのか?同じ音に聞こえるのか?」
というのは謎でしたので母に何度か聞いてみたことがあるんです。


母の答えは「できる」でした。

じゃあなぜ濁音と清音を間違うのかといったら
「本を読んでいるときは
わかるけどいざ使おうと思ったら「た」か「だ」かどっちだったか
わからなくなるときがある。
本当にどこで清音になるか濁音になるか区別するのが難しい」といっていました。

これは他の韓国人との間でも話題になるそうです。

「ふうん、じゃあはるかが発音を間違えたんじゃなく、文字で覚えていた単語があって、ㅊかㅈかどっちかだったのは覚えてるけど、ためしにどっちかで発音してみて間違えてた、ってなもんなの?」

「ああ、そういうかんじだねえ」

という答えは一応もらったんですが、清音と濁音の音自体が韓国人は区別できないという書き込みもみたので、実際はどちらの場合もあるのかもしれないです。

それにはるか母はいわゆる韓国語なまりがほとんどなく
今など韓国人だといっても誰にも信じてもらえないくらい日本語の発音が
うまいのでちょっと特殊な耳と言語能力をもっているのかもしれません。


また、大勢の韓国の方が、たとえば、語頭の「ご」などを「こ」で発音するのを聞くと確かに、清音と濁音自体を区別できない場合もあるのかなあーと思います。
とはいえ、よくよく聞くと韓国人の「こじゅうえん(五十円)」の「こ」は本当に微妙な音をだしています。


このあたりの発音の話は、「韓国人がどう発音するか」に「日本人が語頭では、もしくは語中の場合は、前の言葉(母音か子音か、子音でも口音か鼻音かなどなど)とのつらなりなどで耳癖としてどう聞こえてしまうのか」っていう二つの問題が入り組んでほんとに難しいです。


あと管理人さんのいうとおり、やはり「日本語の濁音」と「日本人の耳には濁音に聞こえる韓国語の語中の平音」は別物なんです、これは本当に微妙なところで
私も1000回は軽く直されています(T0T)

たとえばですが、はるかが「発音をなおされた回数No1」があるとしたら

한국

これがNO1ですね^^;

どれがおかしいのかといえば구の発音です。

はるかはやはり最初テキスト通り「グ」と濁音で発音していましたが
変だ、といわれ、最初は何が変なのかも理解できませんでした。
「濁音で発音するな」といわれ「濁音で発音しろってかいてるよっ」
という言い合いがえんえんと続いていました。

それで、議論を重ねていくうち、どうもやはり、日本の濁音と韓国の語中の平音は微妙に違うようだ、と感じるようになりました。

特にこの発音がなおされやすいのは前の「ニウン」につられて「グ」が必要以上に鼻声になるからではないか?と感じるようにもまりました。

100回くらいなおされたあと、ようやくOKをもらったのですが
不思議なことにOkをもらう구は「はるかの耳には」濁音に聞こえないんです。
激音でもない、濁音でもない、普段だすことのないような微妙な微妙な音です。
もし「はるかの耳に濁音にきこえたら」NOがだされます。

「はるかの耳には」濁音にきこえない구でOKがでる、でもテキストには濁音ってかいてある、、、はるかは最初このギャップが気持ち悪くてたまりませんでした。

でも、はるかがOKをもらう発音でも実は「日本人の耳には濁音にきこえる」のかもしれません。

このあたりは「言葉では説明できない領域」の微妙な発音です。

が行がもっとも直されやすいのは日本語の「が」行と韓国語の語中の「가」行がなにか根本的に違うからみたいです。
特に日本人の年配の方は「が」行を完璧に鼻濁音で発音してしまう場合が多いみたいです。

一度イユニ先生のラジオ講座でゲストにでていた日本人の方が発音した

싸게 해 주세요.

の게

を、「鼻濁音で発音しないこと」となおされていたのを聞いたことがある記憶があります。
しかし、実際になおされた方は、なにをどうなおしたらいいのか、わからなかったのではないでしょうか。


逆にいえば강아지(子犬)のイウンの音の連なりこそが日本人に耳には「カガジ」とガ行の音に聞こえてしまいますよね、、(「朝鮮語を学ぼう」という図書館でかりてきた本には「が」には聞こえるが正確には違うとかかれていました。)


ちなみに、なおされる発音No2は
저는
です。

처는どころか

초는になっていることしばしだそうです^^:。

本当に気をつけて口をぐっと横に広げて腹のそこからでた息を口で
調節するように「저」と発音しないといつまでたっても次の単語にすすめません。コツなんですが、やはり「腹式呼吸」と「口の形」をしっかり意識することです、口だけで発音するとやっぱり激音になりやすいみたいです。
きばって口に力をいれすぎてもNOがでます。
「息は腹のそこから」
「口の形は正確に、でも力をいれすぎない」
というのを意識するようになってだいぶNGが減りました。

海さん心配しないでください、これだけなおされている私でも
いまだ1行で読んだだけでなおされすぎて先にすすめないことしばしです。

やはり文法などは日本の説明がダントツわかりやすいです。

私はいまやり直し中ですがこちらの表に大変お世話になっています^^;
お互い補いあいながら、少しでも前にすすめたらいいですよね。
Re: 発音について ( No.28 )
【日時】 2009/06/13 11:55
【名前】 はるか

ここまでいろいろ読んで整理してみました。

(A)語頭の平音を濁音で発音するようにいわれて混乱する事態が発生する理由
  
  (1)日本人が語頭で平音で発音しているつもりでも実際には
     激音の発音になっている場合が多い。
  (2)平音を激音で発音していると聞いた韓国人はその激音を平音で発音
     しろと注意する(そうでないと違う単語になってしまう)
  (3)しかし、説明している間、その平音は語中の音になってしまうので
     「日本人の耳には」濁音にきこえる
  (4)よって、その説明を聞いた日本人は「激音でなく平音」で発音する
     ようにという指摘を「清音でなく濁音で発音するよう」と解釈して
     しまい混乱が生じる

(B)語中の平音について注意される場合
  (1)日本のたいていのテキストでは「母音と鼻音と流音の後のㄱㄷㅂㅈ
     は、有声音化(濁音化)がおこる」と書いている
  (2)しかし韓国語の語中の平音と日本語の濁音はどうやら微妙に違う 
     ようである。特に「が」行。このあたりも混乱が生じる元である。
  
ふとこんなことを思いました。
     
韓国人は平音を実は語頭であれ語中であれ同じ発音をしているのかもしれない。
実際には日本の清音とも濁音とも少し違う微妙な音である。
ただ外国語を聞いた日本人は自分たちのもってる音におきかえるので
韓国語の平音が語中にはさまれたときに「濁音として日本人の耳に聞こえる」
単独もしくは語頭で発音されたとき「清音に聞こえる」のかのかもしれない。
     
また実は日本人のほうが、清音を語頭と語中で微妙に発音しわけているのかもしれない。語頭では息がかなり漏れ、語中ではそれほど漏れないのかもしれない。
(「チョ」の発音など)
よって語頭で(A)の指摘をうける事態が頻発する。
逆に語中での激音はしっかり息をはかないと平音ととられ激音ととってもらえない。

勝手な仮説ですが、なにか、日本人のほうの「耳癖」や「無意識な発音癖」にもこれらの混乱が生じる原因がありそうで、、。
このあたりはまだまだ謎なんですが、、、、解決して混乱が減ってほしいです^^;。


管理人さん、勝手な推測ばっかり書き込んでごめんなさいね^^;
なんだか私も、ここに書いてることで議論してくたくたになったことがあったので、もしそれでうんざりしている方がおられたら参考にしていただきたいと書き込んだしだいです。混乱のせいで、勉強を続けていく気持ちがなくなったりっていう事態がもしあったら悲しいので(T0T)
いろいろ間違ってると思いますのでまたみなさんご指摘お願いしますmUUm


Re: 発音について ( No.29 )
【日時】 2009/06/13 17:04
【名前】 uki

濁音・清音の話とは少しずれてしまいますが、ソウル方言では、「平音」と「濃音・激音」では高さに違いがあることが、論文や学習本でも扱われてきています。
ここの掲示板でも紹介されていた『韓国語の発音と抑揚トレーニング』(長渡陽一著)でも詳しく取り上げられています。(『韓国語ジャーナル』の長渡先生の記事にも書かれています)

「平音らしくために濁音にする」ということも有効なのかもしれませんが、私は高さに注意することで、かなり聞き取ってもらえる率が高くなりました。
また、聞き取りも間違いにくくなったように思います。

きっと人それぞれ学習するうちに、いろんな自分なりのコツが見つかっていくのでしょうね...この掲示板は、いろいろな学習法や同じような悩みを共有できて、非常に嬉しいです。




Re: 発音について ( No.30 )
【日時】 2009/06/14 00:31
【名前】 kajiritate webmaster

はるかさん,ukiさん,書き込みありがとうございます.

日本語の清濁の区別と,韓国語の平音・激音・濃音の区別については,
はるかさんから実体験を交えたお話だけでなく,今までのお話を
整理したものもお書きいただき,さらにukiさんから抑揚のお話があり,
ほぼ話は出尽くしたのではないかと思います.
とても興味深い内容のお話,本当にありがとうございます!

はるかさんからの書き込みの中に鼻濁音に関するお話が出てきましたが,
日本語のガ行音が鼻濁音になるかどうかは地方により違いがあるようで,
私の住む福岡では,鼻濁音で発音されることはまず無いようです.
人にもよるとは思いますが….

関東の方と話していると,特に助詞の“が”の発音が鼻濁音になっていて,
自分の発音とは何だか違うな…という気がします.
さらに北の東北や北海道の方はこの傾向がさらに顕著のようで,
あえてかな書きすると,“んが”のように“が”の前に“ん”が
入っているように聞こえます.

ですので,このような傾向がある方は特に,韓国語のㄱが有声音になる環境では
鼻濁音にならないように気をつけて発音する必要があるのだと思います.

また,はるかさんが例示なさった한국の発音は,速く発音するときは韓国人でも
終声ㄴが次の初声ㄱをラクに発音しようとしてㅇに変化してしまいます.
つまり,本来の発音は綴りどおりの한국ですが,実際には항국のように発音され,
それだけなら韓国人に違和感を持たれることは無いはずなのですが,
鼻濁音になりやすい日本語話者が発音しようとすると,終声がㅇになったせいで
初声ㄱがさらに鼻濁音になりやすくなり,実際そう発音してしまうと,
韓国人に違和感を抱かせてしまう結果になるのだと思います.

そういう方々は逆に,강아지の아のような鼻濁音の“が”になる傾向のある発音は
韓国人に違和感の無いきれいな発音ができるはずですので,
その点では有利のではないかと思います.

鼻濁音の1点にだけ触れたのに,今回も長文に…(^^; この辺で失礼します.
Re: 発音について ( No.31 )
【日時】 2009/06/14 03:27
【名前】 はるか

こんばんは

そうなんですか
自分も指摘されてから、たしかに日本人の中でもが行の発音が違うようだと
かんじるようになりましたが、地域差があったんですね!!

福岡のかたが「鼻濁音耳」をもっているなんてすごいです笑
じゃあ、耳にはいってくる韓国語の聞こえ方自体がちがうのかもですね
今度九州のかたの発音をよく聞いてみたいです^^

あと、ㅈ行でも違うとよく注意されていたので、なんでだろう?鼻にかけてるつもりなんかないのに何がちがうのかなあと思っていたんですがこれも個人差、前の音とのつらなりの発音癖あるかもしれないですね(後ろに続く母音にもよるみたいですが)。
少しでも強く読んだらバツだし、okがでる発音は自分の耳にはさほど濁音にきこえない、、、でも韓国人の語中の発音は完璧に濁音にきこえる、、、違和感がつきまといます。これはやはり私の耳に原因があるのかもですね。(T0T)

それにしても私は小さいとき韓国語を聞くだけで頭が痛くなっていたものです
母が電話で話していたら、聞きたくないんで逃げていたんですよ
あれは濃音とかが子供の頭にひびいてたんでしょうかね笑
そんな韓国語を今必死こいて聞いてるから人生わからないものです^^;。

発音にとらわれすぎても前にいけないので、もう最近は半分あきらめてますけど笑^^;
なにぶん親なんで容赦がないのかもしれません(TT)。
それよりも聞き取りを頑張りたいなと思います。
みなさんのレベルに追いつけたらいいなと思います。

またいろいろ教えてくださいね^^
こちらも長々と失礼しました。

梅雨時でじめじめですが体調をくずされないよう祈っています^^



Re: 発音について ( No.32 )
【日時】 2009/06/14 11:26
【名前】 kajiritate webmaster

はるかさん,書き込みありがとうございます.

ㅈ音の発音にも何か秘密がありそうですね….私にはよく分かりませんが…(^^;
はるかさんのお母様のように熱心に発音矯正をやってくれる先生に
私も早くお会いできればなぁと思います.何度も「違う!」と言われると
ショボーンとなってしまうかもしれませんが…(^^;;;

外国語の習得には発音以外にもしないといけないことがいろいろありますので,
はるかさんの仰るように,ある程度のところで切り上げて他のことも勉強する
必要がありますよね.こちらも頭が痛いですが…(^^;

発音の話を無理やり終わりに持っていこうという雰囲気になってしまいましたが
ㅈ音のことなど,他にもお話が尽きないようでしたら,このまま続けて頂いて
構いませんので,お気軽に書き込んでください.よろしくお願いします! m(__)m

はるかさんもお体を充分に大切になさって,大きな無理をなさらない範囲で頑張って,
かつ,何よりも楽しく勉強をお続け下さい!!(^^)
勉強になります! ( No.33 )
【日時】 2009/06/24 21:18
【名前】 あねさ

初めまして
韓国語をラジオやネットで勉強し始めて、、、まだ数週間の超初心者です。
母音、子音、そして合成母音。
すでに、この合成母音の発音で四苦八苦しています。

それは「うぇ」(すみません、ハングルのキーボード表示ができなくて)

耳で聞くと微妙な違いがわかるような気がするのですが
発音となると難しいですね。

皆さんがお話しされているレベルに到達するのはいつかわかりませんが、
細々と長く続けて、韓国の方とお話出来るようになりたいです。

また、こちらの掲示板で勉強させていただきます!
Re: 発音について ( No.34 )
【日時】 2009/06/25 02:58
【名前】 kajiritate webmaster

あねささん,書き込みありがとうございます.

3つの「うぇ」ですが,結論から申しますと,区別できなくても気になさらないで下さい.

ㅚの発音は,ㅗと発音するときと同じ口の形でㅔと発音するのが基本なのですが
ㅞと全く同じく発音してもいいことになっていますし,ㅚもㅙも実際にはㅞと同様に発音されています.
将来韓国語のアナウンサーを目指していらっしゃる,といった特別な事情が無ければ,
3つとも区別なく「うぇ」で良くて,聞き分け・言い分けができなくても気になさる必要はありません.
ですので,「うぇ」の区別ができなくてもここで立ち止まらず,どんどん勉強を進めてください!

では,また何かございましたらお気軽に書き込んでください!(^^)
Re: 発音について ( No.35 )
【日時】 2009/07/16 23:39
【名前】 あねさ

レスありがとうございます。
相変わらずマイペースですが、細々と勉強を続けています。

おかげで少しですがハングル語を読めるようになりました(意味は不明でも)

韓国語は、沖縄の言葉のイントネーションに似ている様な気がして
楽しく学べます(ダンナさんが沖縄出身です)
語尾を強く発音する感じが似ているのかも。
九州と沖縄も近いからですかね。

ただ、沖縄の言葉も韓国語もキツく聞こえる人もいるようですね、、、
怒ってるような感じだと(笑)よく言われます。

ではまた何かあったら質問させてくださいね。



Re: 発音について ( No.36 )
【日時】 2009/07/17 06:07
【名前】 kajiritate webmaster

あねささん,書き込みありがとうございます!(^^)

ネイティブのような自然な話し方を身に着けるには
イントネーション(抑揚)を意識することが重要で,上達への近道でもあるようです.
そういう私も全然うまく話せませんが…(^^;

日本語では「雨」と「飴」のようにイントネーションで意味が違ってくることがあり,
韓国語にはそれは無いのですが,それでも自然な話し方の音の高低は存在しますので,
それが変だと意味は通じるけどなんだかおかしな話し方になってしまうようです.

このへんの詳しい話は,現在「韓国語ジャーナル」で連載されていますし,
以前この掲示板で紹介した本なども出ていますので,興味がおありでしたら
チェックなさってみてください.
http://kajiritate-no-hangul.com/BBS/index.cgi?mode=view&no=509

どうぞこれからもマイペースで勉強をお続け下さい!
疑問などありましたら,いづでもこちらお書き込み下さい!
お待ちしております m(__)m
Re: 発音について ( No.37 )
【日時】 2009/10/15 19:56
【名前】 BoA大好き

やっぱり、日本語が母語の韓国語学習者ならだれでも「平音・激音・濃音」の区別に戸惑うものなのですね!!

私は韓国語の勉強を始めてから1年半ほどになりますが、最初の頃は何が何だかさっぱり分かりませんでした。(ひょっとしたら今でも分かってないかも…。)

「冬のソナタ」のヨン様が扮する강준상の名前も"チュンサン"なのか"ジュンサン"なのか分からなくて悩んだ挙句、「きっと彼のフルネームはカン・チュンサン・ジュンサンなんだ。」と勝手にミドルネームまで付けてしまう始末でした。(汗)
Re: 発音について ( No.38 )
【日時】 2009/10/15 23:21
【名前】 kajiritate webmaster

BoA大好きさん,書き込みありがとうございます.
ヨン様のフルネームの話,面白かったです!(^^)

BoA大好きさんの仰る点がよく分かっていないと,
例えば「달も탈も딸も,カタカナだと同じ『タル』なのに
何が違うんだろう…?」といった疑問にとらわれてしまって
なかなか抜け出せないと思います.

この点,最初はピンと来なくても,とりあえずは
そうなってるんだから仕方ない,理解できなくても一旦受け入れて,
とにかく先に進もう…というのが得策だと思います.

突き詰めて考えても結局よく分からないこともありますので,
気になってもあまり深追いしないほうがいいとは思うんですが,
それでもトコトン突き詰めたいときもあるんですよね…(^^;
はるかさんの話をもっと聞いてみたかったです.
Re: 発音について ( No.39 )
【日時】 2009/10/19 00:44
【名前】 いち。

管理人さま、皆様こんばんは。

本当にこちらのサイトにはお世話になってます。
いつもありがとうございます。

ついつい書き込みしちゃいました(^^ゞ

うーーん。皆さん熱心ですね;;
お恥ずかしながら、私はそこまで突き詰めて考えたことがないです。
というか、最初の段階でそこまで発音については勉強したことが
ないんですね…。教室も通ってたりしたんですが…。
最初のきっかけが、本当にサバイバル的にひとりで
韓国へ行って、ほっとんど韓国語がわからないのに
どうにかこうにか韓国の友達と意思疎通はかりながら…
当然、自分の出来なさに凹んで帰ってきては、NHKの
講座みたり本読んだり、スカパーでKNTVみたり…
で、次行った時はちょっとはわかるようになろう…
という繰り返しでしばらくやってきて限界を感じて
教室に通いだしたんですけども、文法も発音も
大事だと思うんですけど、それよりも何よりも
「話したい!!!」が一番の願いでした。
字よりも先に音だけ聞いてたんで、教室に通いだして
ハングルみて「おぉーーーあれはこういう風に書くのかー
だからああいう発音だったのかーー」とちょっと
驚きの連続でした(^^ゞ


なんで、通常やる「基礎」がかなり欠落してると思います(^^ゞ

だって、「強く息を出す」とか「息吐かない」とかいちいち
頭で考えるの面倒で・・・・;;;;
そんなこと考えて発音してたら余計考え込んじゃいます;;


韓国語には、アクセント(?)抑揚(?)イントネーション(?)
・・・すみません、度忘れしました・・・がない、と聞いてたけども
耳で聞く分には全然そんなことないんですよね。絶対あるんですよね。
一度言ってみて通じなくて、友達が言ってるように真似て言ってみると
通じたりして…。
その辺に気をつけて、言ってみるとそれだけで「らしく」なりました。

さて…若干話はズレたかもしれないですが。
以前、こちらでも発売前に管理人様?が紹介してらっしゃって
購入してみました。
「韓国語の発音と抑揚トレーニング」
まだまだ最初しかやってませんが・・・

これ、けっこう良いです。「平音・激音・濃音」の区別なんかも
ありまして・・・。本当に裏技的な感じもしますが、これで
いいんじゃないか、とも思います。
真面目に深く知ろうとするならもしかしたら物足りなさも
あるかもしれませんが、とっかかりとしては十分な気がします。

もしよろしければ、皆さんもお試しになってください。
ちょっとはモヤモヤも解決するかもしれません。



Re: 発音について ( No.40 )
【日時】 2009/10/19 23:24
【名前】 kajiritate webmaster

いちさん,書き込みありがとうございます.

書き込みから,かなり頑張って勉強なさっているように感じましたが,
変に力まずにいい感じで勉強を続けていらっしゃるようですね.
とても理想的だと思います!(^^)
私は体調も気分も波が激しくて,勉強するときとしないときの差が…(^^;

話したい!!と,目的がはっきりされているのは大切なことで,
目的があれば上達も早いと思います! 
もちろん,読む・書く・聞く・話すの各能力がバランスよく身につくのが
理想的だとは思うのですが,現実的には,その人のやりたいことや
得意な点を優先的に勉強して,ある程度それができた後に
自分の勉強を振り返って,今度は弱い部分の補強を目標にする…
というのがいちばん効率がいいように思います.

いちさんの場合は,今は上のいずれともほぼ済んだ状態でしょうか?
今後は抑揚の知識もゲットして,実際にそうできることを目標にして
会話にさらに磨きをかけられるといいですね!
私の場合はまだ,頭の中でまず日→韓翻訳をやらないと
言いたいことが言えませんので,もっとスラスラしゃべれるように
なりたいと思います! これからもお互い頑張りましょう!!(^^)

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