かじりたてのハングル 韓国語・朝鮮語の検定試験
通訳案内士(通訳ガイド)試験
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●全国通訳案内士(通訳ガイド)試験
☞公式サイト
☞観光庁の「通訳ガイド制度」のページ
次回試験日:
2021年_月_日
願書受付期間:
_月_日~_月_日
試験実施頻度:
年1回(8月)
受験級と検定料:
11,700円
(2ヶ国語で受験する場合 23,400円)
試験実施会場:
◇一次試験
札幌市,仙台市,東京近郊,名古屋市,
大阪近郊,広島市,福岡市,沖縄県.
※2020年度は海外では実施されません.
※2020年度は国内の準会場では実施されません.

◇2次試験
東京近郊,大阪近郊,福岡市.
ただし英語・中国語・韓国語以外は東京近郊のみ.
試験概要と合格基準:

◇一次試験…筆記試験

Ⅰ 外国語についての筆記試験[記述式](120分)
英語・フランス語・スペイン語・ドイツ語・
中国語・イタリア語・ポルトガル語・ロシア語・
韓国語・タイ語...のうち1つを選択.

<合否基準>
(国交省作成「全国通訳案内士試験ガイドライン」より)
100点満点で原則として70点が合格基準点

Ⅱ 日本語による筆記試験[マークシート式]
(ア)日本地理(40分)
(イ)日本歴史(40分)
(ウ)産業、経済、政治及び文化に関する一般常識(20分)
(エ)通訳案内の実務(20分)

<合否基準>
(国交省作成「全国通訳案内士試験ガイドライン」より)
日本地理と日本歴史100点満点で原則として70点・
一般常識と通訳案内の実務は50点満点で原則として30点が合格基準点.


◇2次試験…口述(面接)試験

<合否基準>
(国交省作成「全国通訳案内士試験ガイドライン」より)
以下の各評価項目において,当該合格基準点
(原則として7割)に達しているか否かを判定.
・プレゼンテーション
・コミュニケーション (臨機応変な対応力、会話継続への意欲等)
・文法及び語彙
・発音及び発声
・ホスピタリティ (全国通訳案内士としての適切な受け答え等)
主催:
日本政府観光局(JNTO)(国土交通省の外郭団体)
試験開始年:
1949年(当初は英語のみ)
(朝鮮語は1985年に開始,2006年に韓国語に名称変更)
 他の試験とは異なり検定試験ではなく国家試験ですが,高度で実践的な語学力も必要なため語学力向上の目標として受験される方もいらっしゃるようです.日本国内で外国人相手に外国語で観光ガイド業を営むためにはこの試験の合格が必須で,無資格で行うと法律により罰せられます(会議通訳や出版物の翻訳など,観光ガイド以外の通訳・翻訳業はこの資格とは関係ありません).06年より実施要綱が改定され,合格者数を一定の割合に保っていたいわば“落とすための試験”から,外国人観光客を誘致する国交省の「ビジット・ジャパン・キャンペーン」実施に伴い有資格者を増やすため,合格レベルの得点をマークした受験者はすべて合格させる形態に変更されたようです.その際,韓国語の出題形態も変更され難易度は多少下がったようです.同時に一次試験が韓国や中国でも実施されるようになりましたが,これは外国人の受験機会を増やすとともに,日本では観光ガイド業に資格が必要なことを周知させることで外国人ツアー客とともに無資格のガイドが入国して営業することを防止する目的もあるようです.
☞検定試験関連の書籍紹介
●気になる...!? 궁금증 풀기 ミニQ&A

【Q】受験対策用としてどんな書籍がありますか?
→「日本地理」「日本歴史」「一般常識」対策の書籍は出版されています.
韓国語は「韓国語分野別過去問」という書籍があります.

【Q】過去問は出版されていますか?
→はい.
「日本地理」「日本歴史」「一般常識」が1冊にまとめられたものと,
各外国語別の過去問が出版されています.

【Q】願書をネットで入手できますか?
→オンライン出願が可能で,その場合願書入手の必要はありません.
(郵送による願書の入手・出願も可能です)

【Q】過去問はネット上で公開されていますか?
→はい
☞公式サイトの過去問題のページ(2005年度以降)
☞「ハロー通訳アカデミー」の資料室のページ(1998年度以降)
☞「CEL英語ソリューションズ」の過去問のページ(2000年度以降)

【Q】解答用紙のサンプル画像をネットで入手できますか?
→(未確認.当サイトの掲示板にて情報をお待ちしております)

【Q】記述式解答の問題もありますか?
→英語以外の外国語科目ではあります
(韓国語と中国語は記述式とマークシートを併用,その他の外国語は英語を除いて全問記述式,英語と外国語以外の3科目は全問選択式)

【Q】リスニングの問題もありますか?
→ありません

【Q】面接試験はありますか?
→あります(一次試験合格者対象)

【Q】問題用紙は受験後持ち帰りOKですか?
→外国語以外の3科目は持ち帰りOKです.
(外国語は,問題と解答欄が同一用紙なので持ち帰れません)

【Q】一次邦文試験の解答速報を出しているサイトはありますか?
→平成22(2010)年の解答速報を公開なさったのは次のサイトです.
(今後も毎回発表されるとは限りませんので各自ご確認ください)
☞「ハロー通訳アカデミー」の解答速報のページ
☞「CEL英語ソリューションズ」の解答速報のページ
☞「富士通訳ガイドアカデミー」の解答速報のページ
※正式な解答は公式サイトで一次試験の約1ヵ月後に公開されます.

【Q】受験結果をネットでも確認できますか?
→一次試験の合格者,最終合格者の受験番号は公式サイトで発表されます.
また,最終合格者の受験番号と氏名は,発表日の「官報」で告示されます.
☞インターネット版「官報」(国立印刷局)(過去30日分を無償公開)
※過去分は「官報情報検索サービス」で閲覧可能(有償・要会員登録).

<追加情報>
「ハロー通訳アカデミー」で使用されていた受験対策教材が
学院のサイト で PDF形式で公開されています(無料でダウンロードできます).
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