かじりたてのハングル (7)
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ae yae e ye wa wae oe wo we wi ui
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
ae yae e ye wa wae oe wo we wi ui
エ イェ エ イェ ワ ウェ ウェ ウォ ウェ ウィ ウィ
a ya eo yeo o o o u u u ui
i i i i a a i eo eo i i














i

i


 これが最後の部品のご紹介,残りの母音11個です.すでに登場した母音の何を組み合わせたかも示しています.見た目ですぐ組み合わせがわかるものと,くっついてわからないものがありますね.組み合わせについては,見て頂ければ納得して頂けると思います.他にも組み合わせ次第でいろいろ新しい母音を創作できそうですが,現在使われてる母音の組み合わせは上表の11個だけです.

 母音を組み合わせているので,これら11個の母音は「複合母音」などと呼ばれています.それに対して,紹介済みの10個の母音は「基本母音」などと呼ばれています.「基本母音」「複合母音」の他にも,「単母音」「複母音」とか名前はいろいろあって,どれが正式な名前なのか,私にはよくわかりません.また,11個の部品の並び順は,韓国と北朝鮮では差があります.上表は韓国式です.まぁ,並び順が分からなくて困るのは辞書を引くときぐらいしかないので,はじめのうちは順番はさておき,とにかく子音も含めて全部で40個の部品を覚えてしまいましょう!

 組み合わせについては上表で納得して頂けると思うのですが,組み合わせたらなぜそんな発音になるの?ってのがありますよね? 最初の「エ」「イェ」は感覚的に分かって頂けると思うのですが,次の「オ(eo)」+「イ(i)」で「エ(e)」になるのはどうして?って思いませんか? 同じ感じで,母音(14)・(16)・(17)も,私は納得行かないのですが,どうでしょう? すでにお察しと思いますが,この理屈も私には説明できません.重ね重ねスミマセン!

 しかし,そうなっているので仕方ありません.ひとまず疑問は置いといて,とにかく覚えてしまいましょう!
 続いて,カタカナで書くと同じになってしまうものについて説明します.

 母音(11)・(13)の「エ」,母音(12)・(14)の「イェ」のうち,日本語の「エ」「イェ」に近いのはそれぞれ母音(13)と(14)です…というのは間違いではないのですが,これら2つの「エ」「イェ」の発音は,韓国では区別されなくなって来ています.年配の方は言い分けているのですが,言い分けができる人は少数派です(北朝鮮でもそうなのかは,私にはわかりません).なので,2つの「エ」「イェ」とも,日本語の「エ」「イェ」と同じ発音で構いません.ただ,書き言葉ではちゃんと区別しなければ間違いです.発音の区別がないなら,書き分けなくてもいいじゃん!…という考えは,将来は分かりませんが,今のところは×です.

 母音(16)・(17)・(19)は3つとも「ウェ」です! すみませんが,こちらも私にはお手上げです!! 日本語の「ウェ」に近いのは,母音(19)です.これは母音の組み合わせを見て頂ければ納得して頂けると思います.でも,実際聞いても私には区別が…特に母音(16)と(17)の言い分け・聞き分けとなると…(涙).精進します!

 最後に母音(20)・(21)の「ウィ」ですが,日本語に近いのが母音(20)であるのは,組み合わせから分かって頂けるはずです.母音(21)のほうは,組み合わせる2つの母音はどちらも唇を横にして発音するので,最初から唇を横にして,そのまま動かさずに「ウィ」と発音してください.





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